皆さんこんにちは!
環境に優しい建物再生 埼玉のリペア建築設計事務所です。

店舗やオフィスの内装を考えるときに大きなポイントの一つとなるのが「色」です。

今回は内装における色の効果についてのお話です。
どの色がどんな効果をもたらすのか、業種や空間によるおすすめカラーも紹介します。

内装の色で効果が変わる!色から考える内装づくり

色がもたらす人への効果は大きい

色には人の心や体に大きな影響を与える力があります。

同じ広さの部屋や同じインテリアでも、色が違うだけで広く明るく見えたり、料理だって色によって美味しそうに見えたりしますよね。

店舗やオフィスの内装を考えるときには、そんな色の効果を上手に使えば限られた条件の中でも目的にぴったり合った理想的な空間を作ることができます。

【色ごとの効果】

■白
内装に使われる色としても代表的な色です。
清潔感や開放感を与えます。
膨張色なので空間を明るく広く見せることができます。

■黒
高級感や都会的なイメージを与えます。
濃い色により、締まりのある落ち着いた空間に見せることができます。

■赤
エネルギーやパワーを高める効果がある色です。
活力と元気をアップさせる空間になります。

■青
頭をスッキリと冷静にさせてくれる効果があり、集中力を高める色です。
食欲を減退させる色としても有名ですね。

■オレンジ、黄色
太陽に近いカラーのオレンジや黄色は、明るく元気な印象を与えます。
消化器官を活発にする効果があるとも言われ、食べ物との相性も抜群です。

■緑
癒しと安らぎ、リラックスの効果があると言われる色です。
穏やかでゆったりとした印象を与えます。

■茶色
ナチュラルな雰囲気作りには欠かせないカラーです。
落ち着きや安定、ぬくもりといった印象を与える効果があります。

総じて暖色系は元気で明るいイメージ、寒色系は冷静で落ち着いたイメージを与えます。

また、同じ色でも濃さやトーンによって印象は変わってきます。
明るく淡い色は空間を広く軽やかな印象に、暗く重い色は重厚感と落ち着きを感じる印象を与えます。

店舗の業種やコンセプトに合わせた内装の色とその効果

店舗の業種やコンセプトに合わせた内装の色とその効果

店舗の内装カラーを考えるときは下記の3つのポイントを意識して決定しましょう。

  • ・店舗イメージを表す色
  • ・店舗のイメージを補う色
  • ・商品を引き立てる色

それぞれの業種ごとにおすすめな内装カラーについて考えてみましょう。

【飲食店】
提供している料理によってもイメージは変わりますが、飲食店では食欲を増加させる効果のある【赤・オレンジ・黄色】などの暖色系がおすすめです。
夜を中心に営業するバーなどの場合は、落ち着いた印象を与えるブラウンや黒などの暗い色が使われることも多いです。

【美容室やエステサロンなど美容系の店舗】
清潔感やオシャレ感、スタイリッシュなイメージが必要な美容系の店舗では白やブラウンなどの内装カラーを基調にしているところが多いです。
癒しやリラックス効果を狙ってグリーンを使うのも良いでしょう。

【雑貨、洋服などの販売店】
取り扱う商品のイメージに合わせて内装カラーを考える必要があります。
宝石や高価なスーツなど高級品を扱っているなら、黒やブラウン、青などで落ち着いた印象を、雑貨やおもちゃなどを扱っているならオレンジや黄色など元気で愉快な印象を与える色を選ぶと良いでしょう。
商品がより引き立つように色の種類は抑え、シンプルな配色にするのがおすすめです。

オフィスの作業スペースに合わせた色とその効果

オフィスのデザインやレイアウトが、スタッフのモチベーションやパフォーマンスに与える効果については過去の記事でもご紹介した通り。
▶︎オフィスのレイアウトを考えるコツで作業効率UP

その中にはもちろん色の効果も含まれます!

オフィスの雰囲気が良い会社では、自然とスタッフのやる気や活気が盛り上がります。
人間関係も円滑になるためスムーズに仕事を進めることができるようになるでしょう。

オフィスの作業スペースごとに効果的なカラーは次の様なものです。

■ワークスペース
集中力を高めるために青を取り入れてみてはいかがでしょうか。
オフィスでも広い範囲を占めるスペースなので、内装そのものを変えるのが難しければデスクやイスを青に変えるのも一つの方法です。

■会議室、ミーティングルーム
独創的な新しいアイデアが欲しいときは、内装に赤を取り入れてエネルギーを高めるのもおすすめです。

■応接室、役員室
落ち着いた雰囲気のスペースにするため、ブラウンや黒を中心に濃い色でまとめると良いでしょう。

■休憩室
リラックスしてゆっくりと体を休めるためには緑や白、休憩中のスタッフ同士和気あいあいとコミュニケーションをとりやすくするにはオレンジや黄色を取り入れると良いでしょう。

■玄関、エントランス
会社の顔として来客者に与える印象も大きいエントランスでは、清潔感と明るい印象を与えるために白が取り入れられることが多いです。

まとめ

  • 色には心や体に大きな影響を与える力がある。色の持つ効果を上手に使った内装を施すことで、目的に合った理想的な空間を作ることができる。
  • 飲食店では料理が美味しく見える暖色系、清潔感と癒しが必要な美容系のお店では白やブラウンを、雑貨店などでは取扱い商品のイメージに合わせたカラーを選ぶと良いでしょう。
  • オフィス内でも、どんな作業を行うスペースかによってオススメの色は変わります。集中したいワークスペースでは青を、リラックスしたい休憩室では緑を、来客をもてなす応接室ではブラウンなどを選ぶと良いでしょう。