減築とは?
皆さんこんにちは!
環境に優しい建物再生 埼玉のリペア建築設計事務所です。

近年注目されているリフォームの方法として「減築」があります。
減築とは一体どんなリフォームなのか?
わざわざお金をかけて建物を小さくするメリットとは?
減築の場合も確認申請は必要なのか?
今回はそんな「減築」について説明します。

減築とは床面積を減らすこと

減築とは増築の反対。一言でいうと床面積を減らすリフォームです。
例えば使っていない部屋を取り除く、3階建てを2階建てにする、2階部分の床を取り払って吹き抜けにするといったリフォームが減築にあたります。部屋の仕切りを取りはらったり、間取りの変更で部屋数を減らすことは減築に含まれません。

減築は建物の使用状況の変化に合わせて維持管理をしやすくしたり、作業効率を上げるといった目的で行います。

費用をかけて建物を小さくする「減築」のメリット

減築のイメージ
わざわざお金をかけて建物を小さくするの・・・?
と思うかもしれませんが、減築でのリフォームは実は結構メリットがあるのです。

  • ・総重量を減らすことで耐震性アップ
  • ・日当たりや風通しなどの環境改善
  • ・建て替えよりもローコスト
  • ・メンテナンスの手間や費用の軽減
  • ・建物面積が減ると固定資産税が下がる場合がある

現在の使用状況に合わせて不要な部分は減築によって取り除いた方が、作業効率も上がり長い目で見るとコスト的にもメリットが大きいです。時代に合ったエコリフォームとも言えますね。

減築の確認申請は「原則不要」

建物の新築、増築、大規模改修の際には行政への「確認申請」が必要でした。
では減築の場合はどうなのでしょうか?
答えは「原則不要」です。
減築の場合は基本的には確認申請は必要ありません。

しかし、いくつか例外があるので注意が必要です。

例えば、
3階建てを2階建てに減築した場合
3階部分を撤去して(減築)、3階床部分を屋根にふき替える必要があり、これが大規模修繕と判断されると確認申請が必要になります。

一部の部屋を減築して、同じ面積で別の部分を増築した場合
延べ床面積はプラスマイナスゼロですが、増築の扱いとして確認申請が必要になることがあります。

いずれにしても一般の方には判断が難しいので、専門家に相談すると安心です。

まとめ

  • 減築とは床面積を減らすリフォームのこと。
  • 減築のメリットは、現在の使い方に合わせて使い勝手を良くしランニングコストを下げられること。
  • 減築では確認申請は原則不要。
  • リフォーム内容によっては増築や改修とみなされ確認申請が必要な場合がある。